【わさだノート】肩こりと眼精疲労

眼精疲労からくる肩こりが急増

スマホやパソコンが発達した現代では、多くの方が肩こりに悩まされているのではないでしょうか。

「肩こり」をもう少し深く知ることで改善のヒントが見つかるかもしれません。

  • そもそも「肩こり」って?
  • 症状や、原因は?
  • 良くなるの?

上記のよくある質問にお答えします。

そもそも「肩こり」って?

首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じがし、頭痛や吐き気を伴うこと

公益社団法人 日本整形外科学会

実は「肩こり」という病名は存在しません。
広い諸症状を総称して「肩こり」と呼んでいます。

その中で肩こりに関係すると言われる筋肉はたくさんあります。
首から肩、背中にかけての筋肉に過緊張や血流障害が起こることで様々な症状が起きます。

症状や、原因は?

原因としては幅広く、複合的に絡み合って不調を引き起こしていると考えられます。

  • 悪姿勢(猫背・前かがみ)
  • 運動不足
  • 精神的なストレス
  • 長時間の同じ姿勢
  • 冷え
  • 眼精疲労

そのため長期的に慢性化している人ほど症状も幅広く重症化しており、そこから抜け出すことが難しくなっています。

  • 首から肩の凝り感、張り感、痛み
  • 頭痛、吐き気、めまい
  • 目の奥の痛み
  • 冷えやしびれ感

また、最近ではスマホやデスクワークを利用する時間が増えたことで、眼精疲労から起こる肩こりが急増しています。

目に繋がる「三叉神経」と首の後ろの「大後頭神経」が関連して起こる『大後頭神経三叉神経症候群(GOTS:ゴッツ)』により、目の奥やこめかみに痛みが起こることもあります。

良くなるの?

症状が重篤な場合は「首や脳に重大な疾患が隠れていないか」を明確にする必要があります。

場合により医療機関で、X線(レントゲン)撮影・MRI・筋電図・血圧測定などの検査を行い、頚椎疾患や頭蓋内疾患の有無を調べる必要があります。

当院では画像診断等を行うことはできませんが、細かな問診と検査によって「私たちでお力になれるかどうか」の判断を行います。

可能と判断すれば、方針とプランをご提案します。

●『姿勢』が原因の方
 ➡「カイロプラクティック」「SOTブロック」で土台となる骨盤や支柱となる脊柱の施術を行います。

●『筋肉の緊張や冷え』が原因の方
 ➡「鍼」「物理療法」で緊張を緩和して血流改善のための施術を行います。

●『ストレス(自律神経)』が原因の方
 ➡「クラニアルセラピー」で脳脊髄液の流れや自律神経のための施術を行います。

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