椎間板ヘルニアってなに??
病名は聞いたことがあるけど、実際のところどういうものなのかわからない。
という方は多いのではないでしょうか。
- そもそも「椎間板」って?
- 症状や、原因は?
- 良くなるの?
上記のよくある質問にお答えします。
そもそも「椎間板」って?
一言で言うと、背骨を構成する骨(=椎骨)の間にある軟骨(=椎間板)です。
椎間板は「椎骨同士を繋ぐ役割」と「衝撃を吸収するクッションの役割」をしています。
そのため、中は髄核(=水分を含んだゼリー状の軟骨)外は線維輪(=髄核が漏れ出ないように保護)という構造になっています。
原因と症状
何らかの衝撃で椎間板に圧力がかかることで線維輪が破れ、髄核が外に飛び出してしまった状態を『椎間板ヘルニア』と言います。
長時間の座り仕事や中腰になるなどの姿勢が原因となっているケースも多く、年齢に問わず発症することがあります。
また、加齢により椎間板の水分量が減少して弾力性が無くなることで、変性の椎間板ヘルニアとなることもあります。
首で起きたものを「頸椎椎間板ヘルニア」、腰で起きたものを「腰椎椎間板ヘルニア」と呼びます。
- 腰や首の痛み
- 手足のしびれ
- 力が入りづらい、よくつまずく
- 排尿障害
以上のような症状があります。
良くなるの?
また、症状が重篤な場合は「首や脳に重大な疾患が隠れていないか」を明確にする必要があります。
場合により医療機関で、X線(レントゲン)撮影・MRI・筋電図・血圧測定などの検査を行い、頚椎疾患や頭蓋内疾患の有無を調べる必要があります。
当院では画像診断等を行うことはできませんが、細かな問診と検査によって「私たちでお力になれるかどうか」の判断を行います。
可能と判断すれば、方針とプランをご提案します。
●『姿勢』が原因の方
➡「カイロプラクティック」や「SOTブロック」で土台となる骨盤や支柱となる脊柱の施術を行います。
●『筋肉の緊張や冷え』が原因の方
➡「鍼」や「物理療法」で緊張を緩和して血流改善のための施術を行います。
●『椎間板による神経障害』がある方
➡「フレクションベッド」と呼ばれるベッドを使用して施術を行っていきます。