【わさだノート】パテラって知ってる?

座る、立つ、歩く、物を持つ・・・

みなさんが日常的にしている何気ない動作は実はとっても複雑です。

関節や筋肉・骨などが1つ1つ緻密な違う動きをしてその動作を行っています。

どこか1つに不具合が生じると今まで出来ていた動きができなくなったり痛みや違和感としてSOSを発したりします。

今回は『膝のしくみ』について解説します。

身体のしくみを理解することであなたの不調を解決するヒントになるかもしれません。

パテラって知ってる?

膝関節とは大腿骨・脛骨・膝蓋骨から構成されており、膝蓋骨(膝のお皿)のことを英語で『パテラ』と呼びます。

パテラの周囲には筋肉・靭帯・半月板・関節包などがあり、膝の運動に深く関わっています。

膝蓋大腿症候群

膝の運動に関わるパテラは、時に痛みの原因になることがあります。

膝蓋大腿症候群とはパテラと大腿骨の間で炎症が起こる病です。

膝関節の内側を覆っている滑膜を噛みこんでしまったり、パテラの裏の軟骨が擦れてギザギザになってしまいます。

その結果、他の組織にダメージを与えてしまい痛みや腫れが起こります。

膝蓋大腿症候群の原因の1つとして、ももの前の筋肉『大腿四頭筋』が硬いことが挙げられます。

大腿四頭筋が硬いことによりパテラが押し付けられ、病の原因になります。

もも前ストレッチやってる?

大腿四頭筋に柔軟性がないことは、膝以外にも影響を与えます。

骨盤と膝をつなぐ大腿四頭筋が硬いと骨盤は前傾し、出っ尻の姿勢になります。

この姿勢は腰が反ることになるので痛みが起こったり、椎間板ヘルニアの要因にもなり得ます。

ストレッチを始めよう

日々のケアで現在の痛みの緩和や、未来に起こり得る不調を未然に防ぐことができます。

ぜひあなたの生活にストレッチを取り入れてみてください。

※適切な方法には個人差がありますので、専門の方にアドバイスを聞いてやりましょう

私のストレッチはあってる?

日々の生活でねじれが生じていたり、良かれと思っていたストレッチや筋トレで身体を痛めてしまう場合があります。

・膝の違和感や痛みを感じることがある

・自分にあったセルフケアが知りたい

こんな方はぜひご相談ください。

また、症状が重篤な場合は「その他に重大な疾患が隠れていないか」を明確にする必要があります。

場合により医療機関で、X線(レントゲン)撮影・MRI・筋電図・血圧測定などの検査を行い、その他の疾患の有無を調べる必要があります。

当院では画像診断等を行うことはできませんが、細かな問診と検査によって「私たちでお力になれるかどうか」の判断を行います。

可能と判断すれば、方針とプランをご提案します。

●『姿勢や関節』が原因の方
 ➡「カイロプラクティック」「SOTブロック」で土台となる骨盤や支柱となる脊柱の施術を行います。

●『筋肉の緊張』が原因の方
 ➡「鍼」「物理療法」で緊張を緩和して血流改善のための施術を行います。

●『ストレス』が原因の方
 ➡「クラニアルセラピー」で自律神経を調整するための施術を行います。

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