【わさだノート】土踏まずって必要?

座る、立つ、歩く、物を持つ・・・

みなさんが日常的にしている何気ない動作は実はとっても複雑です。

関節や筋肉・骨などが1つ1つ緻密な違う動きをしてその動作を行っています。

どこか1つに不具合が生じると今まで出来ていた動きができなくなったり痛みや違和感としてSOSを発したりします。

今回は『足のしくみ』についてご紹介します。

しくみを理解することであなたの不調を解決するヒントになるかもしれません。

足のしくみ

足の骨は足根骨、中足骨、趾節骨から構成されています。

足はこの小さな骨たちが集まり、強力な靭帯で繋がって身体全体を支えています。

二足歩行を行う中で体重を支える、歩く、跳ぶなどの動作は大きな負担を伴います。

そこでバランスを保ち、負担を軽減するしくみが『土踏まず』なのです。

土踏まずって必要?

じっと立っているよりも歩く→走る→跳ぶの順に足への負荷は大きくなります。

その際に着地から踏み出しまでの衝撃を吸収し、動作のエネルギーに変換をしてくれるのが『土踏まず』です。

『アーチ』とも呼ばれ、縦の内側・外側と横のアーチ、3つのアーチで足を支えています。

どんなことが起こる?

日々の負荷に耐え切れなくなったり、スポーツ等で衝撃をたくさん受けると足の骨をつなぐ靭帯が徐々に伸びていきます。

アーチが崩れて土踏まずが無くなり、足の裏が平らになってしまうことがあります。

この状態を『偏平足』といいます。

偏平足になると、足の構造が崩れてしまうために過度に筋肉が引っ張られるため、付着部が炎症を起こし痛みが発生することがあります。(足底腱膜炎)

また、扁平足は主に内側アーチが下がっている状態となり、歩行時に親指に体重がかかりやすくなるので、外反母趾の原因のひとつにもなります。

あなたの痛みは足が原因かも

足の骨のバランスが崩れるということは、足首から上のバランスも崩れていきます。

膝の痛み・太ももの痛み・おしりの痛み・腰の痛み

あなたの不調の原因はもしかすると『足』が原因かもしれません。

どうしたらいいの?

このように小さな乱れの蓄積から、徐々に大きな負担をかけている場合があります。

・ほっておけば治ると思っていたけど良くならない

・身体のために〇〇をしているのに治らない

こんな方はぜひご相談ください。

また、症状が重篤な場合は「その他に重大な疾患が隠れていないか」を明確にする必要があります。

場合により医療機関で、X線(レントゲン)撮影・MRI・筋電図・血圧測定などの検査を行い、その他の疾患の有無を調べる必要があります。

当院では画像診断等を行うことはできませんが、細かな問診と検査によって「私たちでお力になれるかどうか」の判断を行います。

可能と判断すれば、方針とプランをご提案します。

●『姿勢や関節』が原因の方
 ➡「カイロプラクティック」「SOTブロック」で土台となる骨盤や支柱となる脊柱の施術を行います。

●『筋肉の緊張』が原因の方
 ➡「鍼」「物理療法」で緊張を緩和して血流改善のための施術を行います。

●『ストレス』が原因の方
 ➡「クラニアルセラピー」で自律神経を調整するための施術を行います。

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