【わさだノート】脊柱管狭窄症

「痛みだけじゃない。精神面に影響の大きい脊柱管狭窄症!?」

脊柱管狭窄症とは、背骨の中の神経が通過するトンネルが様々な原因によって狭くなる病を総称して呼びます。

脊髄や神経が圧迫をされると手足の痛み、痺れ、感覚障害など多岐に渡って症状を引き起こします。

国内の患者数は推定で240万人にのぼると言われており、生活面だけでなく精神面にも大きく影響を及ぼすことが考えられています。

「脊柱管狭窄症」について知り、日常から予防できる事を一緒に考えていきましょう。

  • そもそも「脊柱管狭窄症」って?
  • 症状や、原因は?
  • 良くなるの?

上記のよくある質問にお答えします。

そもそも「脊柱管狭窄症」って?

背骨には、脊柱管と呼ばれるトンネル状の構造があり、その中を脳から続く神経の束が通っています。この脊柱管がさまざまな原因によって狭くなることを脊柱管狭窄症と呼ぶ。

MedicalNote

脊柱管の圧迫される部位により呼び方が変わり、首で問題が起こる場合は頚部脊柱管狭窄症(主に頚椎症)と呼ばれます。

最も多く起こる部位が腰部であり、坐骨神経痛の一般的な原因としても知られています。

痛みや痺れの症状から歩行障害につながるケースもあり、日常生活に多大な影響を及ぼすことがあります。

症状や、原因は?

主な原因の一つとしては加齢による骨や靭帯の変性が考えられています。

70歳以上になると半分以上の方が変性を起こしているとの報告もあります。

その他には生まれつきや、激しいスポーツ・事故などによる衝撃で発症する方もみられます。

  • 加齢による骨や靭帯の変性
  • 姿勢不良
  • 運動などで強い負担による軟骨の消耗
  • 交通事故や転倒による怪我

症状や状態の程度によって生活に出る支障が変わります。

  • 腰の痛み
  • 手足の痺れ、力が入りづらい
  • 歩き続けていると症状が悪化
  • 排尿障害

代表的な症状に「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」があります。

これはしばらく歩くと症状が悪化し、屈んだり座って休むと症状が緩和する状態を言います。

症状が強く出ている場合、まずは画像診断により状態を確認することが大切です。

状態によっては外科的な処置が必要なケースもありますので、心当たりのある場合は医療機関の受診をおすすめします。

良くなるの?

『どのタイミング』に『どういう治療』をするかがポイント

脊柱管狭窄症の中にはたくさんの種類と、軽度~重度までの段階があります。

該当する状態によって施術方法、リハビリ、日常の注意点が変わります。

場合によっては外科的な手術・薬物療法が必要となることもあります。

また、症状が重篤な場合は「その他に重大な疾患が隠れていないか」を明確にする必要があります。

場合により医療機関で、X線(レントゲン)撮影・MRI・筋電図・血圧測定などの検査を行い、その他の疾患の有無を調べる必要があります。

当院では画像診断等を行うことはできませんが、細かな問診と検査によって「私たちでお力になれるかどうか」の判断を行います。

可能と判断すれば、方針とプランをご提案します。

●『姿勢や関節』が原因の方
 ➡「カイロプラクティック」「SOTブロック」で土台となる骨盤や支柱となる脊柱の施術を行います。

●『筋肉の緊張』が原因の方
 ➡「鍼」「物理療法」で緊張を緩和して血流改善のための施術を行います。

●『ストレス』が原因の方
 ➡「クラニアルセラピー」で自律神経を調整するための施術を行います。

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