【わさだノート】緊張型頭痛

「4人に一人が頭痛を抱えている!」

現在、頭痛に悩む人は3000万人(=4人に一人)にものぼると言われています。

ひと言で『頭痛』とは言っても症状のタイプや程度は様々です。

その中で最も多い頭痛のひとつである「緊張型頭痛」について確認していきましょう。

  • そもそも「緊張型頭痛」って?
  • 症状や、原因は?
  • 良くなるの?

上記のよくある質問にお答えします。

そもそも「緊張型頭痛」って?

30分から7日続き、圧迫されるような、あるいは締めつけられるような非拍動性の頭痛で、多くは両側性です。

一般社団法人 日本頭痛学会

世界で見ても有病率は38%と言われており、多くの方が一度は経験があると思います。

中でも緊張型頭痛には反復性(月に15日未満)と慢性(月に15日以上)があります。

頭痛の程度は軽度~中程度で、日常生活ができない程ではないですが、そのために長期化して重症化している方も多くみられます。

↑緊張型頭痛の原因となる筋肉や神経

症状や、原因は?

主な原因としては首や肩の筋緊張・目の疲れだと考えられています。

慢性的なストレスがある人も身体の緊張を増悪させる要因になります。

  • 慢性的な強い首肩こり
  • 長時間のスマホ・デスクワーク
  • 悪姿勢(猫背)
  • 睡眠不足、合わない枕
  • 運動不足

症状や状態の程度によって生活に出る支障が変わります。

  • 両側に感じることが多い
  • 圧迫感や締め付けられる感覚
  • 軽度~中程度の痛みで、生活に支障が出るほどではない
  • 光過敏や音過敏を伴うことがある

吐き気や嘔吐を伴う場合は別の頭痛タイプである可能性が高いので注意です。

頭痛は原因が一つではなく、複合的に起きていることがほとんどです。

脳に近い場所でもあり放置すれば危険性が高いので、早めに対処していきましょう。

良くなるの?

『どのタイミング』に『どういう治療』をするかがポイント

頭痛の中にはたくさんの種類と、軽度~重度までの段階があります。

該当する状態によって施術方法、リハビリ、日常の注意点が変わります。

場合によっては外科的な手術・薬物療法が必要となることもあります。

また、症状が重篤な場合は「その他に重大な疾患が隠れていないか」を明確にする必要があります。

場合により医療機関で、X線(レントゲン)撮影・MRI・筋電図・血圧測定などの検査を行い、その他の疾患の有無を調べる必要があります。

当院では画像診断等を行うことはできませんが、細かな問診と検査によって「私たちでお力になれるかどうか」の判断を行います。

可能と判断すれば、方針とプランをご提案します。

●『姿勢や関節』が原因の方
 ➡「カイロプラクティック」「SOTブロック」で土台となる骨盤や支柱となる脊柱の施術を行います。

●『筋肉の緊張』が原因の方
 ➡「鍼」「物理療法」で緊張を緩和して血流改善のための施術を行います。

●『ストレス』が原因の方
 ➡「クラニアルセラピー」で自律神経を調整するための施術を行います。

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